造形活動を通じて
個性を伸ばし
主体性を育む保育
エコールノワール幼稚園は画塾が母体となり1961年に開園しました。
日常の保育や行事の中に様々な「造形遊び」を取り入れた保育を行っています。
自分で考え、決め、自分を表現する
様々な造形活動を通じて発揮される個性を認め、自己肯定感、主体性を育みます。
1961年にエコール ノワール美術研究所幼児課として発足し、1968年に宮城県の認可を受けエコール ノワール幼稚園になりました。
「エコール ノワール」はフランス語で「黒の会」といった意味になります。元々美術研究所の名前として付けたもので、そのまま園名となりました。
「黒」はすべての色の中で最も強い色です。
クラスの名前はすべて鳥の名前になっています。現在は、つばめ・くじゃく(年長)、ひばり・こばと(年中)、ちどり・こまどり(年少)、かるがも(満3歳クラス)の7クラスです。また、PTAは親鳥会と称しています。
エコール ノワール幼稚園は、画家でもある初代園長が始めた画塾が母体です。現在でも、保育は創作活動をカリキュラムの中心に据え、日常の活動やイベントの様々な場面に「造形遊び」を取り入れた楽しい幼稚園を目指しています。絵を描く、切る、貼る、粘土遊び、木工、廃材工作、段ボールを使った共同制作など成長や発達を促すさまざまな体験をします。同じものを描いても、みんな違った絵になります。個性の原型は誰でも持っています。活動の中でそれぞれの子供の良い面を見つけ、伸ばしていきます。保育の中で自分自身で考え、決め、実行し、表現する力を身に着けて欲しいと思っています。
幼稚園がこの場所に出来た時には周囲は田んぼや畑に囲まれて、正門の前にはカエルやメダカがとれる用水堀が流れている自然あふれる環境でした。現在は住宅地に変わり、当時の自然環境は失われてしまいましたが幼稚園の中に、当時に近い環境を作り子どもたちに自然と触れ合う体験をさせたいと思っています。園庭に立つ大きな木、中庭のドングリ林、小さな川が流れる砂場、田んぼ周辺の草むらにはバッタやカマキリがやってきます。畑では春には小松菜やさやえんどう、夏にはじゃがいもやとうもろこし、秋には大根などを収穫します。
池と飼育小屋があり、うさぎやアヒル、亀といった小動物を飼育しています。自然との触れ合いを通じて子どもたちは様々な事を学びます。
幼稚園の子供達は外で遊ぶことが大切だと考えて保育をしています。そのためエコール ノワールの遊びは外遊びが中心です。子供たちは、朝、幼稚園にやってくると、カバンを置くのもそこそこに園庭にかけだしていきます。まずは走り回って元気に遊ぶこと。お友達同士の追いかけっこから始まり、ルールのある鬼ごっこ、やがて、チームを作ったリレーへと発展していきます。
遊具は、ブランコ、すべり台、ジャングルジム、シーソー、鉄棒といった定番の遊具の他に園のシンボルのお城や、ツリーハウス、丸太のやぐらなどオリジナルの遊具もあります。現場での経験を生かし、子供たちが楽しく遊びながら、必要な運動を効果的に行えるよう工夫して造っています。
月ごとにクラスで歌う歌を決めて練習します。 日常の保育の中に、造形遊びとともに、歌やダンスなど音楽遊びもたくさん取り入れています。歌を歌うときには、楽しく歌うのはもちろんですが、発声やリズム、音程にも注意して歌うよう指導しています。子どもたちはダンスが大好き、自由遊びの時間に曲を流すと、園庭のあちこちにダンスの輪が出来あがり、ニコニコ笑顔が広がります。運動会では各学年のダンス、発表会ではお遊戯や合唱・合奏が披露されます。
どんなに楽しいことでも、毎日同じことの繰り返しでは飽きてきてしまいます。行事は園の生活にメリハリをつける良い機会です。子供たちが楽しみながら、無理なく取り組め、そして終わった後の充実感を得られる行事を目指しています。運動会や遠足、発表会といった定番の行事の他に、自分たちで廃材などで商品を作って売る「お店やさんごっこ」やインディアンの村を再現して1日楽しく遊ぶ「インディアンごっこ」、家族と一緒に工作をして楽しむ「家族で作って遊ぼう」といった行事もあります。 2月には1年間の作品を展示してお子さんの成長を見て頂く「造形作品展」を開きます。
制服はスモックのみです。冬スモックは山吹色、半袖の夏スモックはクリーム色で、普段着の上から着用します。外遊びの時はクラスカラーの帽子をかぶります。靴・カバンは特に指定していません。当園では、幼稚園に着てくる服は「汚れ着」であるべきだと考えています。汚れることを気にしていては、遊びも活動も満足には出来ません。卒園していく時、子供たちのスモックは絵の具のシミでいっぱいになっていますが、それは力一杯幼稚園で過ごした日々の証です。
幼児期に「非認知能力」を高めることが、将来の学習の礎として重要であることが、近年の研究で知られるようになってきました。「非認知能力」とは意欲、忍耐力、計画性、創造性、コミュニケーション能力といった能力で、「生きるための土台となる力」「学びを支える力」とされています。
造形活動は幼児の非認知能力を高めるには最適の活動です。エコールノワールでは子どもたち自身が「やりたい!」という気持ちになって、積極的に取り組む活動を目指しています。幼稚園の子どもたちは、同じ学年でも生まれ月の差や成長差により、それぞれができることに違いがあります。造形活動では、それぞれの発達段階に応じて今できることを一生懸命やれば、それぞれに充実した作品を産み出すことができます。頑張った成果を保育者や友だち、保護者に認められることで、達成感を得て次への意欲が育ちます。
エコールノワールでも「英語」や「算数」を教えて欲しいという要望をいただくことがありますが、何を学ぶかではなく、学びや活動の過程の中で「生きる力」「学ぶ意欲」を育むことこそが、未来を生きる子どもたちにとって大事なことだと考えています。
子どもたちが描く画は、その子の内面の成長と強く関連していて、現在どのような成長段階にあるかを見てとることができます。幼児期の子どもたちは、日々たくさんのことを吸収して成長していきますから、描く絵もどんどん高度になっていきます。ほかの子より進んでいるから良いということではなく、各成長段階での絵、それぞれに良さがあります。今描いている絵は、今しか描くことができない絵です。描いた絵を見ながら、今この子にはこの世界がこのように見えているのだと感じ取ってください。
エコールノワールでは同じテーマで描くときでも、それぞれの成長や個性に応じた作品を描けるように指導します。けっして背伸びをすることなく、それぞれが楽しいと感じながら精一杯頑張った作品を描きます。
エコールノワールでは工作もたくさん行います。新年度に最初に取り組むのは、鯉のぼり作り。毎年、新しい鯉のぼりをみんなで作り、正門の横のポールに揚げると子どもたちから歓声があがります。木工では年中で作る壁掛け飾りを手始めに、年長では6月に船、10月にお面と少しずつ難しいものに挑戦します。紙粘土を使ってレリーフやペン立てを作り、新聞紙を貼り重ねて世界に一つだけの「紙皿」も作ります。年度末にはクラスごとにダンボールを使った大型造形に取り組みます。
人間は一人一人皆違います。その一人一人がそのままで輝くことができる社会、多様性を大事にする社会とはそんな社会でしょう。
エコールノワールでは活動で描いた作品を全員分、教室の壁に展示します。当然、それぞれの作品は全部違います。たとえ誰かの真似をしたとしても、必ず描いた人の個性が出てくるものです。それを比較して優劣をつけようということで展示するのではありません。それぞれがみんな違っていて、それぞれに良いところがあることを感じて欲しいのです。芸術の世界では、人と違うことは間違いなく良いことです。多様な個性をお互いに認め合える。そんな子どもたちを社会に送り出したいと願っています。
朝の預かり保育では外あそびはせず、預かり保育室内で実施します。同じころ、送迎バスはお迎えに出発。
1便目の送迎バスが園に到着。
保護者送迎のおともだちも登園開始。9:00頃までに登園してください。
登園したら、おあつまりの時間までは自由あそびの時間です。
お天気の良い日はほとんどの子が園庭に出て遊びます。
ジャングルジムやブランコなどの遊具遊びや、鬼ごっこ、ボール遊びなど、思い思いに好きなことをして遊びます。
おかたづけをしたら、朝のおあつまりの時間です。
「おはようございます!」元気いっぱいの朝のあいさつの後、出欠を確認して、朝の歌を歌います。
普段は、クラスごとにテーマを決めて、絵を描いたり工作をしたりします。運動会や発表会の前には練習の時間になります。
誕生会やお店屋さんごっこなどの園内行事や夏のプール遊びもこの時間内に行います。
お昼は月水金が給食かお弁当のどちらか選択制、火木がお弁当になります。
お昼を食べたら自由あそびの時間です。朝と同じように、それぞれ好きなことをして遊びます。
火曜日に年中組、木曜日に年長組の課外絵の教室があります。
お帰りの時間まで先生が紙芝居や絵本の読み聞かせをしてくれます。「今日のお話は何かな?」テレビやインターネットとは違った想像の世界に引き込まれた子どもたちはドキドキワクワク。
預かり保育は専任の先生が担当します。
お迎えがくるまで、園庭と預かり保育室で好きな遊びをしながらお迎えを待ちます。
おやつの時間もあります。
バスの2便目以降のバスコースの園児は、出発の時間まで幼稚園で遊びながら出発の時間を待ちます。
エコール ノワール幼稚園では、地域の子育て支援事業の一環として、未就園児親子を対象に”幼稚園で遊ぼう!親子教室”を開催しています。
対象年齢 | 満2才以上対象 必ず親子で参加してください。 |
開催日程 | 月1回 第2水曜日 午後2:00~3:00 4月17日(水) 5月 8日(水) 6月12日(水) 7月10日(水) 8月17日(土) 9月11日(水) 10月9日(水) 11月13日(水) 12月4日(水) 1月15日(水) 2月5日(水) ※3月はお休みです。 ※園行事との兼ね合いで4月と1月は第3水曜日、12月と2月は第1水曜日に実施します。8月は園児と一緒に「夏まつり」です。 ※参加申込は、当園事務所で随時受け付けておりますが、参加前日までに申し込んでいただくようお願いします。 |
参加費 | 無料 ※ただし、参加するお子様には、初回参加時に入園体験保険(¥1,000)に加入していただきます。 |
その他 | 当園には駐車スペースはございません。遠くにお住まいの方は公共交通機関、近隣のコインパーキングの利用をお願いします。近隣のお店の駐車場への駐車は絶対にしないでください。 終了後に、育児相談にも応じます(3:00~3:40)。 |
地域の子育て支援事業の一環としてやっています。幼稚園の1室に絵本、少々のおもちゃ、テーブル、敷物などを用意してお待ちしています。お部屋と園庭で自由に遊んでください。
概要 | 園児が教室で活動をしている時間に、まだ幼稚園に入園していないお友達に園庭と教室を開放します。 広い園庭でのびのびと遊べますので、気軽に遊びに来てください。 |
日時 | 平日 午前10:00~11:00 ※長期休業期間をのぞきます。 ※12月4日・5日・10日はお休みです。また12月19日~1月8日は幼稚園が冬休み期間となるため、こっこひろばも休止になります。 |
参加費 | 参加費は無料です。 |
きまり | ●幼稚園の都合で実施できない日があります。ホームページの「お知らせ」でお伝えしていますので、確認してからおいでください。 ●託児はできません。子どもの見守りは保護者にお願いしています。 ●保育の状況によって遊ぶ場所を制限させていただくことがあります。担当の職員の指示に従ってください。 ●育児などについての悩み事がありましたら、担当職員に気軽にご相談ください。 ●遊んでいるときに服がぬれたり、汚れたりすることがあります。着替えを持ってきていただくと助かります。 ●帰るときに、使ったおもちゃや絵本の片づけをお願いします。 |
保育日時 | 週5日制(土・日曜休み) |
登園時間 | 8時20分 〜 9時00分 |
降園時間 | 14時00分 |
料金 | 1時間100円 |
早朝預かり | 午前7時30分〜午前8時20分 |
保育終了後 | 午後6時30分まで |
長期休業期間中 | 平日:午前7時30分〜午後6時30分 お盆(8月13日〜16日)と年末年始(12月29日〜1月3日)は実施しません。 |
募集人員 | 3歳児(令和3年4月2日〜令和2年4月1日生まれ)・・・24名 4歳児(令和2年4月2日〜令和3年4月1日生まれ)・・・若干名 5歳児(平成31年4月2日〜令和2年4月1日生まれ)・・・若干名 満3歳児(令和4年4月2日~)・・・24名 ☆満3児クラスは3歳の誕生日から入園可能になります。入園申込初日に定員を上回る申し込みがあったときは、誕生日が早い順に受付とさせていただきます。 |
願書受付 | 11月1日(金)午前8時00分より 当園ホールにて受付 願書受付時に考査料(3,000円)を申し受けます。 |
入園説明会・保育体験 | 10月12日(土)10時00分~11時30分 10:00より保育体験を行い、体験終了後10:20頃から入園説明会を実施します。会場入場は1家庭お二人まで(お子さんと一緒での入場は可)とさせていただきます。 |
保育見学会 | 10月15日(火)、21日(月) 10時10分~12時00分 ☆その他の日も平日の10:00~11:00に園庭開放を行っています。その時間を利用しての見学も可能です。他の時間に見学をご希望の方は、連絡をいただければ対応いたします。 |
面接 | 11月9日(土) |
毎月の経費 | ○幼児教育の無償化により保育料・入園料は無料になります。それ以外の経費は無償化の対象外ですが、預かり保育料と給食費の一部が無料になる場合があります。 ・PTA会費(月)・・・500円 ・送迎バス利用料(月)・・・3,000円(送迎バス利用者のみ) |
その他の経費 | ・施設費・・・10,000円(年額。入園・進級時3月に納入) ・新年度教材費(毎年3月納入) 新入3歳児・・・7,000円 新入4歳児・・・8,500円 新入5歳児・・・9,000円 満3歳入園児・・・6,000円 進級児・・・6,000円(満3歳→年少組の時は5,000円) ・スモック代 長袖・・・3,000円 半袖・・・2,500円 ・給食費 給食の欄を参照 ・卒園アルバム(予価)・・・5,000円(年長3学期に集金・希望者) |
送迎 | ◎スクールバスによる送迎 現在、大型バス1台(仙南交通に委託)と小型バス1台で送迎しております。 ☆令和7年度の通園バスコースの経路、停留所は、入園児童の希望状況に応じて決定します。現在バスが運行していない地域で、バス送迎を希望の方は、前もってご相談下さい。 |
給食 | 週3回(月・水・金) 業者搬入。 希望者。 ・給食費 1食330円(価格は変更になる場合があります。) ☆2ヶ月ごとに給食の予定回数分の給食費を徴収します。休園や学級閉鎖があった時には返金等の措置をとりますが、病欠等により食べられなかった分の料金の返却はいたしません。 |
備考 | ○本園は「施設型給付」を受ける幼稚園のため、入園する児童はお住まいの市町村から1号認定を受ける必要がありますが、手続きは入園決定後に園を通じて行います。あらかじめ入園前に認定を受ける必要はありません。 ○後日、面接を行いますが、心身に何か問題をお持ちの方はあらかじめお申し出下さい。 ○満3歳入園のお子さんは、入園日から2週間を「慣らし保育」期間として、11時に保育を終了して保護者のお迎えで降園いたします。この期間は「預かり保育」と帰りの「送迎バス」を利用することはできません。 〇幼稚園ではオムツを外しての登園をお願いしています。入園が決まりましたら、入園日を目標にしてトイレトレーニングに取り組んでみましょう。(個人差がありますので、心配な方は気軽にご相談ください。) |
個人情報について | 願書・家庭生活調査票等でご提供いただく個人情報は、入園手続きや入園後の保育活動において必要な物です。ご提供いただいた情報は、正当な理由や必要性がないかぎり、第三者に提供することはありません。 |
注意事項 | 園には来園者用の駐車場はありません。説明会や見学などの際、自家用車での来園はお控えください。 |
概要 | 絵画教室(4・5歳児、希望者) |
開催日時 | 週1回(火曜日に年中組、木曜日に年長組) |
月謝 | 2,000円 |
随時見学を受け付けております。(10時〜11時)
あらかじめ御連絡の上お越し下さい。
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